☆樽の哲学者☆昔ギリシアに樽に住んでいる男がいた。樽に入って生活をしていた。 着物は布切れ一枚。 その男の名はディオゲネス。 有名な哲学者でもある。 そのディオゲネスのところに、有名な王様が会いに行く。 その時、ディオゲネスはちょうど日向ぼっこをしていた。 王様はディオゲネスに「何か私にできることはないか?」と聞いた。 すると、ディオゲネスは、・・・ 「そこをどいて下さい。日向ぼっこの影になる」と答えたという。 この風変わりな哲学者と出会い、 王様は「私が王でなかったら、ディオゲネスでありたい」と答えたという。 この王様の名は、・・・・ アレクサンダーだ。 (間違えてもアレクサンダー大塚ではない。) 日頃、欲に目がくらんだ醜い人間を見ることが多い。 するとなおさらディオゲネスの気ままなのんびりとした生活にあこがれる。 とくに俺のように子供たちと触れ合う人間は心がすさんでいてはいけないと思う。 腹黒い大人にならないように気をつけなきゃ。 俺は先生でありたい。 ジャンル別一覧
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